吸排気を分散する

このPCは現在ありませんが、この試みも静音を考える上で重要でした。                2005/1/11


電源を外だしにする試み以前から、いかに電源を外に出さずに、静かに、低温度で使うことが出来ないか考えていました。
CPUの排熱はダクトで強制排気してしまえば問題ありませんが、最近のVGAの発熱量は非常に大きく、それがCPUのダクトや、
電源への影響は、無視できないものになってきています。



上の画像ではPC側面にファンが2個ついているように見えますが、上部のファンは実はダミーでありファンのフレーム
以外をくり貫いています。つまり、電源の吸気口になっており、ほぼ直接外気を吸入するようになっています。
電源内部のヒートシンクも拡張しているので、RDL8025S@5Vでも、室温+12度前後になっており、静音と冷却を
両立させることが可能です。

通常のエアフローではケース前面下及びVGA下から、電源方向に空気が流れますが、
電源の吸気は上部吸気口でショートカットされ、そのかわりに下部吸気口より排気されます。
RDL8025S@5Vという、きわめて少ない排気力でも、HDD、VGAを十分に冷却することが出来ます。




左下の画像では、ケース背面の右下の蜂の巣状の吸気口ををアルミテープで塞ぎ、AGP下のPCIスロットを開けて吸気口にしています。
右下の画像では、前面パネル下にUSBなどのパネルがありましたが、大きくカットしています。内部も大きく切り開いて空気抵抗を下げています。


 



吸排気のまとめ
排  気 吸  気
電源ファン 上部吸気口
CPUの排気ダクトファン 上部吸気口、ケース前面
下部排気ファン VGA下、ケース前面


この構成のVGAはRadeon8500LEですので、普通の発熱量ですが、
将来的にもっと大きな発熱量のVGAカードにも対応できると、考えています。
(当然ヒートシンクは拡張する)

また可変速ファン電源で、ケース内の温度上昇とともに騒音を増すPCで、
電源改造をしたくない人にも、有効な対策になると思います。


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