ハードディスクの静音化

smart driveを超える静かさを手に入れる方法

【参考事例−5 自作HDDケース−3】


1.外観・上部
蓋はゴムの2ピ-スです。ケーブルに合わせてカットしています。台は軟質スポンジゴムの上にアルミ板を置き放熱効果を得ています。  

2.下部
底部は10o厚のアルミ板です。接着にはTA-01(AINEX)を使用しています。
  

3.金属材料
上 50×130×10  44×8×8 (2個)
中 コ型 50×25×168×3 (2個)
下 100×178×3 (2個) 
4.組み立て途中
50×25×168×3(2個) + 100×178×3 + 
44×8×8(2個)  (178oの板が10o長く、
これに50×130×10がはまります。) 
5.参考図−1
ハードディスクの側面は凹凸が多いのです。



6.参考図−2
左図に比べ底部は比較的平らですが中央が高くなっています。(シールは剥します。)
7.平面化
平面の上に布やすりを置きその上でHDDを動かして平にしていきます。
8.防音箱
アルミの箱を完成させ、「カームフレックスRC(ゴム・亜鉛複合素材)」を内部に貼り、制振・遮音性を高めます。DIPOLGY吸音材10oで吸音とHDDを安定化させます。
9.HDDのセット
平面化したHDDの底にシリコングリスを塗り、箱に入れます。
10.HDDのセット
さらにDIPOLGY吸音材をHDDの上に重ねます。
11.不採用
よく聞いてみるとサーという音がまだ取れきれず夜中ではうるさいく感じるので採用できませんでした。
しかし、捨ててしまうのはおしいので、いくつか改良を試みました。
12.5o厚の吸音材で包む
「カームフレックスF2」を使用。材質は10oのものと同じように思います。(?)
12.東レの防音材を巻く
約4回巻いています。サー音がとれました。
(入手先:ドイト、1000×1000で≒2000円)
13.グリスを塗る
グリスの薄塗りでは熱はよく伝えますが、金属特有のキーン音も伝えます。(微かですが)
14.熱伝導シリコンゲルシート(1.5ミリ)
キーン音を伝えず振動も伝えにくいが、熱伝導性が悪い。これを使うならHDDの底は平面化しなくてもいいかも・・・
15.セットした図

16.粘土を詰める。
容易に遮音できますが、長期間使うと油が染み出ます。
17.完成図
アルミアングルの足をとりつけ、浮かせています。粘土をアルミ板で押さえています。
18.温度

経過時間は一応6時間以上です。
  信越グリス
(0.84W/m・K)
シリコンゲルシート
熱伝導率不明
室温 25 28
smart 40 46
HDD底 37.3 43.5
底板 36.5 40.0
温度差 0.8 3.5
側板左 36.0 39.7
側板中 35.2 39.0
側板右 34.6 38.7

シリコンゲルシートはやはり熱を伝えにくく、改善案はとしては、@熱伝導率が高く粘度の高いグリスを厚塗りで使用する、A別のシリコンゴムシートを使う。(考え中です。)

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