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相変わらずはじめの20分を見そびれる…。なんで人々がこの建物に入ることになったのかが分からず気になってしょうがない。そんなことは些末事なのでしょうが。
最初に目に飛び込んできた映像が、硫酸かなんかで顔が半分溶けて無くなってしまった死体で、こりゃハンパでない殺し方である、とちょっと肝を据えました。ホラーとか血みどろは基本的に平気なんだけど、なんかその残虐さというか、情の差し挟む余地のない容赦ない殺しかたに、ちょっとひるんだ…。
閉塞した、ギリギリの状況でなんとか危険を避けていく過程は息詰まるかんじ。
だってちょっと計算マチガイしたら死んじゃうんだよ!あの数学得意少女にそんな心配は無用なのかもしれないが、ひそかにあの女の子を応援しながら見てました。でも実際、ああいう緊迫した状況で、計算もんだいなんかやってられないよ私なら!単純な足し算でも、何度も何度も確かめてそれでも不安になるような気がする。「クイズミリオネア」を見てご覧よ。「ばかにすんなぁぁあ!」って問題でも、みのさんのあの目にみつめられた出演者はみなひるんでいるだろう?人は本当に冷静になるのは難しいよ…。ま、ある種ハイになってる状態なんだろうね…警官とかもオカシくなってたもんね…。へんに恋の芽生えそうな場面があったり…。
そんなこんなあんなどんながあった末に、結局だれも脱出出来なかったときの脱力感ときたら…(これネタバレですか?見たくて見てない人いたらスミマセン。でも基本的にそういうこと気にせず書いていきます。そういうところですここは)。
結局、どんな極悪人だろうが悪徳政治家だろうが、悪意を向けてくる人や何か企んでる人はまだカワイイってことですよ。悪意無く、意味も持たず、ただプログラムされたものに巻き込まれて自分を失ってくのが一番コワいですよ。コワいというより、気持ち悪かったよ。最後血のあとを壁に残しながら動く部屋の容赦のなさにゾッとした。いや容赦してないわけではなく、ヤツ(部屋ね)はプログラムされた動きをいつもと変わらずこなすだけ…痛みや情や、人々の憎しみや出口までたどり着いたことの束の間の喜びも、すべて無かったのと同じこと。意図や正体の分からないものが一番気持ち悪いんだね。そう思ったです。
おもしろかった。何見ても面白いと思う私はお得な人間かもしれんよ。そもそも批評とか、良い悪いの判断ができないので。面白く見れるかどうかだけだい。おもしろかったですよ「キューブ」。
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