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OUT/平山秀幸2002/11/20

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〜、おもしろかったよ〜!!
原田美枝子かっこイイ…。「愛を乞うひと」は是非みなければ。
寛平ちゃんがホント、意外といいよ。テレビドラマでは、念入りに念入りに、佐竹が狂っていく過程をねちっこく描いていたけど、今回佐竹のあつかいが「対・雅子」ではなく、あくまで女達が日常から離脱してゆくのを加速させる「災厄」のひとつだったので、出番の少ない、笑わない寛平ちゃんがコワくて良かった。予告なくやってきて、嵐をおこして去って行く災厄。輝いていたよ、寛平ちゃん…。バット握って座り込んで、帰ってきたヨシエを振り向いて「死んじゃった」とつぶやくとこなんか、佐竹というより寛平ちゃんの間(マ)だもんね。香川照之の十文字くんもよかった。これはドラマの哀川翔と甲乙つけがたい。ちょっと最後かわいそうだったけど、彼の存在の軽さはかいわいらしい。
室井滋もウマイよなー!役者さんがみんなすんごいカッコ良かったよ!
ドラマではなんか閉塞感からのがれられずにいたのだけど、日常から離脱するほどに解放されてくカンジがすがすがしい。

犯として「境界」を一緒に越えた4人が、一人ずつ、順番にそれぞれの行き先を決める様子は、なんか「卒業式」のような、ある儀式のような安堵感と寂しさがある。閉塞した「日常」から「OUT」したところで安穏とした生活があるわけでなく、より一層きびしい現実が待っているだけなのだけど、そのなかで、以前は感じられなかった希望の持ち方をおのおの獲得したのだと思う。
ウン。楽しい映画でした!あ〜おもしろかった!

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