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えと
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妖女のように |
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映画の話
映画の話…………… テレビ版「濱マイク」 漫画の話…………… 小説の話…………… |
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「愛シテヰルコトヲオ許シクダサイ」「をぢさんがくだばってゐたら、お墓のなかへたづねてくるといい。…石をコンコンコンと三つたたいて合図したまえ。お湯をわかして待っているからね」「女が小説を書く。これは化物の仕事だ。女の化物。これを妖女といふ。」「女は地をはつて埃を食べながらうつくしいへびになればいい」… 以前にもこの人の小説読んだことはあったけど、あんまり覚えてなかった。「大人のための残酷童話」とかはけっこうおもしろかったけど、他のはエロくてグロい印象だけが強かったような…。読んでるときの、コンディションの問題だろうか。 語り口はやさしい。こどもに話して聞かせるおとぎ話のようなやわらかさで、飼い主に欲情して話しかける犬やら、恋人にもらった小説をかく腕やら。やさしく途方もないところに振り回してくれるので、スゴク面白くてスリリング。あんまり振り回してくれるので、重力の方向もわからなくなって、自分が立っていた位置を見失ってしまい、酔う。 なにがグロテスクかって、はたから見ている私(読者)におかまいなく、夢だかほんとだか、冗談だか本気だかわかんないことを平気でしゃべり続けるキャラクタたちはグロテスク以外の何物でもない。まちなか、道ばたで、ストリップだかスプラッタだかを見せられてるようなかんじ(我ながら言い得て妙)。 一番グロテスクなのは、「女にして作家であること(あとがき)」だそうだ。そうかな?と思ったけど、考えてみれば確かに、女がこどもも産まず、とりとめのないものを書き付けて暮らすというのは、男が妊娠すると同じくらいグロテスクであるような気もしてくる。けして男尊女卑とか、無粋なことを主張してるのではなく。 なんか少女漫画みたい?全編にわたって、愛しい言い回しとシチュエーションに満ちていた。 |