韓国武昌浦・馬耳山旅行記1--- 韓国安眠島・大川旅行記2からの続き ---01フェリー 大川に到着 フェリーが大川(テチョン)に到着したところで乗客は一斉に降りていき、僕もその流れに沿って上陸する。正面に見える大川の旅客船ターミナルは、ヨンモク港の旅客船ターミナルが小さな建物だったのに比べて、新しくて大きなもので正直びっくりしてしまった。これは力が入っている。しかも、人が多くて大変な賑わいだ。 |
![]() フェリーの出口に殺到する人たち ![]() 大混乱の大川旅客船ターミナル ![]() ![]() バスの窓から見た大川海水浴場 大川海水浴場とは? |
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02大川海水浴場
バスはそのまま山の中に向かうかと思いきや、しばらくしてまた海岸の方に向かって移動し始める。するとヨグアンやら食べ物屋が見えてきて、水着を着た人たちが道端を歩き始めた。道にある標識や看板などを見る限り、「大川海水浴場」に到着したようだった。 |
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03大川・ポリョン市(保寧市)周辺
大川海水浴場のバスターミナルを過ぎると、今までの海岸の喧騒とはうって変わって、のどかな田園風景が広がってくる。まだ実りの時期には少し早い青々とした田んぼを見ていると、なんだか眠くなってきてしまった。風が吹くたびに色を微妙に変えながら、まるで絨毯のような滑らかさを持った田んぼ。韓国もお米の国だなぁと、改めて感じる。同じお米の国でも、タイなどの東南アジアとは明らかに違う、日本と同じ匂いのする「うるち米の国」だ。 |
![]() 大川市外バスターミナル |
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04大川駅前で警官にだまされる バスを降りて、平屋の粗末な市外ターミナル内部に入ってみると、一番奥に発券のブースが二つあり、簡単な待ち合わせ場所と時刻表などがあった。行き先表示を見ると、ここから近郊の各都市に移動できるようだ。もう夕方4時を回っているので、今日の宿をどこにするのかを具体的に決めなければならない時間帯になっており、ここが思案のしどころだ。 |
![]() 大川市外バスターミナル内部 かなりボロい ![]() 大川駅 保寧市(ポリョンシ)とは? |
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05ムチャンポ(武昌浦)海水浴場への道 また線路沿いに歩いてターミナルに戻り、バスチケットを購入しようとチケットブースの女性に声をかけてみた。 |
武昌浦海水浴場とは? http://www.muchangpo.or.kr/ 1.5キロ先にあるソクテ島までの海が割れて道が繋がるという「神秘の海道」が体験できる場所。日本では珍島の海割れが有名だが、こちらもなかなかのものらしい。 また、珍島と同じようにお祭りがあるらしく、「神秘のパダッキル(海道)祝祭」は、旧暦半月と晦日に現れる「海道」に合わせて、7月中頃に開催されるらしい。芸能人たちの祝い公演、花火、腕相撲大会、民俗遊び、潮干狩り大会、たいまつオンパレードなどのアトラクションや、青少年全国ダンスコンテスト、のど自慢大会なども繰り広げられるらしい。(私はまだ行ったことはない) |
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| 大川からムチャンポ(武昌浦)海水浴場まで1時間くらいかかるとして、現地到着は19時頃となるだろう。要するにそこで宿泊することが極めて濃厚ということなのだ。パガジ(ぼったくり)に遭うかも知れないしなぁ・・・。安眠島に入るときと同じ問題にぶち当たってしまった。そう思いながら時刻表の前でたたずんでいると、チケット売りのおばちゃんがこちらをじっと見ていたので、声をかけてみた。 「あの、ムチャンポ(武昌浦)行きのバスですが・・・」 「そこに書いとるじゃろ」おばさんは、時刻表のほうを指差して無愛想に言った。 「次のは1時間後くらいのヤツですよね」 「そうじゃね」 「・・・この便に乗ってムチャンポ(武昌浦)に行って、今日中に戻ってくるバスはあるんでしょうか?」 「乗って行ったバスが帰ってくるから、便はあると思うんじゃが」 「すぐに戻って行くってことですか?」 「そりゃわからん」 おばさんはあくまで無愛想だった。次の武昌浦行き乗って、帰ってくることは可能ではあるようだが、タッチだけして帰ってくるのはあまりにも意味がない。安眠島に比べるとマイナーな場所だし、もうこれは行ってしまおうという気になった。男一人の旅だし、なるようになるだろう。 そう決めたら、今日、まともにメシを食っていなかったことを思い出したので、バス乗り場横にあるキムパプ(韓国風海苔巻)の店に入り、ラーメンとキムパプを食べて腹ごしらえをする。その後、本屋などを覗いているうちに時間となったのでバス乗り場に戻り、おばちゃんからチケットを購入してバスに乗り込んだ。 |
![]() 一人で食事するとどうしてもこうなってしまう |
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06武昌浦海水浴場と豪快なおばちゃん
バスはしばらくポリョン(保寧)市内を走っていたのだが、例によってすごい田舎の道へと繰り出していく。しばらく建物らしいものが見えないようなところを走っていたのだが、間もなくして小さな集落が現れてきた。どこの町なんだろうなと思っていると、バスが急に路地に入っていき、着いたところは「ウンチョン」(熊川)と書かれた看板の掛かった駅舎前だった。おお、もしかして、ウンチョンの駅なのか? 地図で見ていたときは気がつかなかったけど、鉄道が走っていたんだ・・・。しかし、そのわりにはものすごく小さな集落だ。 |
![]() バスに乗り込んだ ![]() 武昌浦海水浴場のバス停(終点) ![]() マジックで書き殴られた「バス時間表」 なんということだ! しかし、熊川-大川行きは6時40分からある! |
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07武昌浦海水浴場を散策 海岸線と平行に走っているバス道を戻ってみると、先ほど車窓から見たとおり宿泊施設がたくさん並んでいた。とりあえず、海岸に出てみようと思い、直角に道を折れていくと、すぐに海岸についた。親子連れや若者たちが、砂浜に思い思いに寝そべったり遊んだり泳いだりしていた。安眠島のコッチ海水浴場などと比べると格段に小さい海岸だが、逆にアットホームなのほほんとした雰囲気が漂っていて、のんびりするにはムチャンポ(武昌浦)の方がいいような感じだ。海上には小さな島がぽっかり浮いていて、おそらくあの島と「神秘の海道」が出来て繋がるのだろう。なるほど・・・。 |
![]() 夕方の武昌浦海水浴場 この写真の右側に小さく見えているのが繋がる島 ![]() 海岸で遊ぶ人々 ![]() 海岸沿いの店 PC房が見える |
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08韓国のバンガロー 一旦、バス通りまで戻り、道に沿って歩いていくと、このあたりにある建物は基本的にすべて宿泊施設を兼ねていると思ってよかった。海水浴場と関係ない普通の民家がないというような感じだ。ということで、目ぼしいところに声をかけてみたのだが、予想通り「満室だから」という答えが返ってくる。次の民宿も満室だ。これは困った。 |
![]() 正面に「ポリョンバンガロ」の横断幕が! ![]() 一つ一つが個室でバンガローなのだ ![]() いろいろと世話をしてくれた 管理人の女の子と男の子 |
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09武昌浦海水浴場の管理事務所 20時近くになってはいたが、まだ外は明るかったので、その足で海岸の方に繰り出していく。海岸線まで出て行くと、パラパラと人がいて、まだ海に入っている人もいた。しかし、太陽はすでに沈んだようだ。空の端のほうが明るいが、間もなく夜の帳が下りてくるのだろう。靴を脱いで海に入ってみると、ちょっぴり冷たかった。しかし、コッチ海水浴場のときも思ったのだが、海水浴場には一人で来るもんじゃない。ここはさっさと退散することにした。 |
![]() 暮れようとする武昌浦海水浴場 ![]() 向こうに見える島と繋がるらしい ![]() ぽっかり浮かぶ半月 |
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10明日の予定
そうと決まれば、PC房に入って掲示板めぐりをしてから、明日の情報収集をすることにした。 これらの条件をすべて込めたスケジュールは、以下のとおりだ。 大まかなスケジュールが決まったところで明日の観光場所だが、ムチャンポ(武昌浦)から移動も含めて半日くらいで観光が出来るところとなると、上記のとおり忠清南道か全羅南道のどこかになるのだが、僕にはすでに腹案があった。「マイサン」(馬耳山)か「テドゥンサン」(大屯山)のどちらかにしようと思っていたのだ。もちろん、「クムガン」(錦江)の河口を見にチャンフン(長興)や「クンサン」(郡山)に行くという選択肢もあるのだが、少し海岸から離れてみようかという気になっていたのだ。海岸沿いはちょっと人が多すぎて人酔いしそうな感じもするし、今回はもうお腹いっぱい、という感じだったのだ。 馬耳山も大屯山も韓国を代表する風光明媚な山で、どちらかというとシーズンは秋の紅葉を迎える頃になるのだが、この地域にそう再々来られるわけでもなく、せっかくのこの機を逃す手はない。前から気になっていたし、ここは海岸線南下という予定を変更して、内陸へと舵を取ろう。しかし、問題は、登山観光にどのくらいの時間がかかるのかということで、今回は短時間で回れる方を選ぼうと思った。 そう思いながらインターネットの情報サイトでいろいろ調べたところ、大屯山の方が時間をじっくりかけて回るべきところのように思えたので、今回は馬耳山に行くことにした。馬耳山本体は岩山で登れないそうなので、頂上までかなりある大屯山に比べると短時間で済みそうだったからだ。 そう決めてから馬耳山へのアプローチも調べてみると、ヂナン(鎮安)という小さな街から馬耳山の麓までバスが出ているとのこと。では、ムチャンポからその鎮安にどのように行くかだが、全州から鎮安まで市外バスが出ているようなので、ムチャンポから大川に戻って、大川から全州経由で鎮安に入るという方法が現実的のようだ。 馬耳山観光をしたあと、予定ではなるべく釜山寄りに移動ということだが、それは馬耳山観光が実際どのくらいかかるかによって変わるので、状況を見ながら出たとこ勝負にすることにした。 明日の行き先が決まったところでPC房を出て、コンビニでおやつなどを購入して宿に戻った。武昌浦に来る前に食事はとっていたので、もうお腹はいっぱいだったからだ。大川で買った韓国語の本などを読みながらゴロゴロしているうちに眠たくなってきたので、就寝した。 (韓国武昌浦・馬耳山旅行記1 了) 2005年8月13日 |
![]() バンガローの部屋(朝撮影) |
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